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ますますいい気な「おせち」を叱る

おせちはこのところ、少しいい気になっているのではないか――。

これに勝るエッセイの書き出しを、僕はまだ知りない。
著者の東海林さだお氏は、高額化するおせち料理に対して、

「おせちは、伝統とか、儀式とか、由来とか、
そういうものの上にアグラをかいて
いい気になっているような気がする」


と怒り出し、一品一品に説教していく。
なんて素敵な人なんだろうか。

「ゴマメは見るからに貧相である」

「カズノコが主張している『多産、子孫繁栄』などは、
時代錯誤もはなはだしいうえに、
中国あたりから抗議される恐れもある」

「黒豆が言わんとする『マメに働く』などは
ECあたりに知られたら国際問題にもなりかねない」



今回のグルーポンのおせち騒動を見ていて、
まず思い出したのがこのエッセイだ。
おせちじゃなかったならば、
これほどの騒ぎにはならなかったかもしれない。

この名エッセイは「タコの丸かじり」に収録されている。
ぜひご一読をば。


タコの丸かじり (文春文庫)タコの丸かじり (文春文庫)
(1994/08)
東海林 さだお

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真山知幸

Author:真山知幸
真山知幸。執筆業。著書に『大富豪破天荒伝説』(東京書籍)、『君の歳にあの偉人は何を語ったか』(星海社新書)、『天才100の名言』『不安な心をしずめる名言』(PHP研究所)、監修に『恋する文豪』(東京書籍)など。他の筆名含めて著作は計23冊(うち監修2冊)。名古屋外国語大学で現代国際学特殊講義など。
【メール】
mayama.tomoyuki(at)gmail.com
※ (at) は @ に置き換えて下さい

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