酒と小説と友達

居酒屋で酒を飲みながら、
書いてきた小説をお互いに批評をし合うという
酔狂な集まりを定期的に開催しておる。

メンバーは私を含めて3人であり、
一人は小学校からの同級生、
もう一人は社会に出てから知った友人とあり、
いわゆる同人仲間のようなものとは全く違うのだが、
みな出版業界で生計を立てている。
それぞれ作品に出る個性が非常に面白い。

題材やストーリー展開にも無論、
それは現れるのだけど、
情景描写をどこまで書き込むかや、
会話と地の文のバランス、ワンセンテンスの長さなども
やはり各人、癖がある。

とりわけ情景描写は「これじゃわからんよ」という簡素なものから、
「情報が多すぎるんじゃないか」という丁寧なものまであって、
普段の物の観方なんかや、性格が問われてくることになる。
読者にとって「適量」の文章表現はどんなもんか。
そんなこともお互いに指摘し合いつつ、やってると、
なんだか、3人とも進化してきているように思う。

毎回、お題を決めている。
前回は「食事のシーン」
「主人公自身の恋愛」
「『裏切ったな』という趣旨のセリフ」
という3要素を必ず物語りに入れるというのが縛り。

次回は「出産」
「携帯を忘れるorなくす」「絆」の3要素で、
締め切りは8月末。

執筆する本はもっぱら、
ノンフィクションだが、
将棋棋士の羽生さんが、
気分転換に碁をやるように、
フィクションも嗜めると素敵。

さて、どんな話を書こうかな。
来月は大学の講義もあるので、
その資料も作りつつ。



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やりすぎ!?恋愛コメディ『ミート・ザ・ペアレンツ』

ミート・ザ・ペアレンツ [DVD]ミート・ザ・ペアレンツ [DVD]
(2004/12/29)
ロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラー 他

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いろいろ観たいのがあったけど、
深く考えずに観られる恋愛コメディをチョイス。
「3」まで出ているが、観たことがなかった。

看護士のグレッグが恋人のパムと結婚の許しをもらうために、
なんとかパムの父親のジャックに気に入られようとする物語。

気に入られようとすればするほど、行動がうらめ出て、
シャンパン開けたら、ジャックの母の位牌をぶちまけるわ、
しまいには家まで燃やしてしまうわ、
「いや、それはやべーだろ」という展開の目白押し。

男と女のドタバタではなくて、
男と恋人の父親との対決が繰り広げられる。
圧倒的な立場の違いがあるからこその緊迫感で
ストーリーを引っ張っていく。

最後には、雨降って地固まる、となるわけだけど、
「これ、ほんとに地固まるのか?」と思わせるところが
脚本の妙ですな。

肝心の収束の仕方はちょっと強引だったけど、
2人の立場が、最後違った形になるところが秀逸だったので、
よしとしよう。

人物それぞれの背景が生かされていたストーリー展開に満足。
ちなみに、父親のジャックを演じているのは
ロバート・デニーロです。

「2」も観てみようかな。




著作一覧
プロフィール

真山知幸

Author:真山知幸
真山知幸。執筆業。著書に『大富豪破天荒伝説』(東京書籍)、『君の歳にあの偉人は何を語ったか』(星海社新書)、『天才100の名言』『不安な心をしずめる名言』(PHP研究所)、監修に『恋する文豪』(東京書籍)など。他の筆名含めて著作は計23冊(うち監修2冊)。名古屋外国語大学で現代国際学特殊講義など。
【メール】
mayama.tomoyuki(at)gmail.com
※ (at) は @ に置き換えて下さい

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