人生にメリハリをつけて偉人になろう

今日はゲーテについての原稿を書いた。
精力的過ぎるゲーテの仕事ぶりを紹介しているうちに、
めまいがしてきそうだ。
一体、何人分の人生を送ったのだろう。

だけど、そんなゲーテもやはり人間。
疲れ果てて、停滞していた時期があった。
そんな話をせっせ、せっせと。
 
ゲーテに限らず、偉人だからといって、
ず~っとがんばり続けている人はいない。
走るときに走りまくってから、倒れる直前で
がーっと休むみたいなタイプが多い。

偉業を成し遂げるということは、
人生にメリハリをつけることなのかもしれない。
まあ体を壊したら元も子もないけどね。

だけどもミケランジェロなんか、
身体を酷使しすぎて30代にして
老人のようだったといわれながらも、
89歳まで生きているからスゴい。

衛生状態が劣悪な病院で
不眠不休で看護にあたった
ナイチンゲールも90歳、
日曜日嫌いのワーカーホリックの
シャネルなんかも87歳と随分、
長生きしてる。

「生きがい」が健康に及ぼす影響は
バカにならないようだ。


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なぜ文章がわかりにくくなるのか

今日も今日とて原稿を書いておった。
「せっせせっせ」という言葉がしっくりくる。
  
ほんとは「だーっと」とか「ぶわーっと」書いたりしたいのだけども、
いかんせん、僕は睡眠時間を6時間はとらないと、
文章を書くところではなくなる。
なので、毎日少しずつコツコツ書くしかないのですなあ。

前のエントリでは「清涼院流水の小説作法」より、
「向上心のある書き手のスタンスには3つのタイプある」
というトピックスを紹介したが、
今日は「なんだかわかりづらいなあ」という文章に2つ遭遇。
 
2つとも、いままさに書いている自分の原稿なんだけども、
読み返せばすぐに原因が判明。
本筋から外れた情報が邪魔になっている。
削除すれば、すっきりわかりやすくなった。

なら初めから書かなきゃいいやん、ということなんだが、
書いているときは、「ここは本筋からやや外れるが触れておこう」と
いう気持ちでつい足してしまっている。
そこが、後で読むとひっかかってくるのである。

他人の文章でも「わかりにくい文章」というのは
大抵は余分な情報によるケースが多い。
順番をいれかえたり、割愛することでうまくいく。
本人はサービス精神のつもりでも
裏目に出てることが少なくないのだ。

だけど、脱線したり、余計なことを書きながらも、
なお、すらすら読めて面白い文章というものもある。
東海林さだおや三浦しをんのエッセイなんかがそうだ。
笑福亭鶴瓶のしゃべりのように、
寄り道しながら、楽しませる芸が確かにある。

そんなのもいつか書いてみたいが、
いまはまだ残念ながら、筆力が足りない。


メロンの丸かじり (文春文庫)メロンの丸かじり (文春文庫)
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東海林 さだお

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書き手のスタンスには3つのタイプある(『清涼院流水の小説作法』より)

抱えているうちの1冊のお仕事が終了。
 
こうして1冊、また1冊と書くうちに、
文章力がレベルアップしている自分に気づく・・・
な~んて、わけはもちろんなく、いつになっても悪戦苦闘している。
少しはうまくなっとんかいな?
  
果たして、自分の書く文章は、
どんなところを目指しているのか。
この本を読んで、自問自答してみた次第。
 
清涼院流水の小説作法清涼院流水の小説作法
(2011/09/24)
清涼院 流水

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流水さんの書くものは、普通の感覚で生まれてくるものではない。
日本から人がどんどん消え去るという『コズミック・ゼロ』、
マイケル・ジャクソンの生涯を成功哲学という切り口で、
1人称で書ききった『キング・イン・ザ・ミラー』など、
挙げればキリがないが、どれもこれも、
発想がぶっ飛んでいるのだ。
  
だが、それでいて読者を置いてけぼりにすることは
ないのは、なぜなのだろう?
この本を読んで、その理由に気づいた。
おそろしく文章がわかりやすいからである。
 

本書では、向上心のある書き手のスタンスには、
3つのタイプあると書かれている。
 
1)美しい文章を理想とする
2)読みやすい文章を理想とする
3)勢いのある文章を理想とする

 

流水さんは、このうち読みやすい文章を理想とし、
ひたすら追求してきたのだという。

うーむ、どうりで、どんな設定でも、
ぐいぐい引きこまれてしまうはず・・・
本書では、その具体的なテクニックにも言及されていて、
実に参考になった

さて、僕はどうか。
自分の執筆活動を振り返ってみるに、
やっぱり、この3つでいうと、自分も
「読みやすい文章」を追求しているのではかしらん。
そうか、僕も流水さんと同じタイプか、ふふふ・・・。

と、のんきに考えたのだけど、
流水さんはこんなことも書いている。
 

「ぼくの原稿は『他の作家さんに比べて驚くほど
誤字脱字が少ないですね』と編集者や校閲者に驚かれたことが
何度もあるのが、書き手としての密かな誇りですが、
それは能力の問題ではなく、ただ単に他の方より
原稿を読み返す回数が多いのだと思っています」



!!

わわわわわわ・・・。
同じタイプどころか、僕の場合は・・・。
(今後の営業活動に影響するので詳細は自重)。


えーと、やはり僕は
「勢いのある文章」でいくことにします!
・・・わっ、痛い!
担当経験のある編集者の方々、石を投げないで!


いやいや、書き手として刺激に満ち溢れた1冊でした・・・。
自分の書いた文章を精査する努力が半端ではない。
がんばらないとなあ。


コズミック・ゼロコズミック・ゼロ
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キング・イン・ザ・ミラーキング・イン・ザ・ミラー
(2010/10/16)
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校正と執筆がエンドレス

おやおや、ブログを全く書いていなかった。

せっせと偉人のゴシップを書いては校正する日々。
真山さん名義で出すものに関してはここで告知しますけども、
そうでないものも読みたいという奇特な方はご連絡をくだされ。
いろいろと大人の事情があり・・・。

にしても、原稿執筆や校正をしていて思う。
人間がふとした瞬間に見せる隙だったり、
感情の蓋を開ける瞬間にやはり魅力を感じる。

偉人ゴシップもまさにそうで
「人間臭さ」と言ってしまえば
それで説明できてしまうのだけれども、
その人間の魅力は短所といわれるところにも出てくるので、
あまりそういうのは直さないほうが
いいじゃないかと常々思うんだけども。

次に真山名義で出す本は、おそらく年明けの2月、3月あたり。
人生に絶望しない処方箋となるような本にしたいと思ってます。
2012年の春を迎えるのにふさわしいものを。



著作一覧
プロフィール

真山知幸

Author:真山知幸
真山知幸。執筆業。著書に『大富豪破天荒伝説』(東京書籍)、『君の歳にあの偉人は何を語ったか』(星海社新書)、『天才100の名言』『不安な心をしずめる名言』(PHP研究所)、監修に『恋する文豪』(東京書籍)など。他の筆名含めて著作は計23冊(うち監修2冊)。名古屋外国語大学で現代国際学特殊講義など。
【メール】
mayama.tomoyuki(at)gmail.com
※ (at) は @ に置き換えて下さい

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