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人はなぜ絶望するのか

俳優の田中実さんの自殺について、各社の報道記事を読み漁っている。
しかし、わからない。
仕事はむしろ順調だったようだ。
1月から事務所も移り、新天地での意欲に燃えていたようにも見えた。

ブログもすべて読んだが、はっきりとした死の影は見当たらない。
日記を最後に更新したのは、自殺する2週間前の4月14日。
タイトルは「のぞみ」。


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空を見上げて
考える時は
何か良い事ありそうな気分


下を向いて
考える時は
どこか気持ちが沈んでるような…

考えるから人間だって
言っていたのは誰だっけ

考えるのは大好き

空を見上げて考えたい
空を見上げて考え続けたい
--------------------------------

確かに、どこか物憂げな内容にはなっている。

だが、それでも、それだからこそ
空を見上げようと繰り返している。
これが遺書だという意見もあるようだが、
僕はここから明日を生きる意志を感じ取った。

考えるからこそ、不安になる。
想像力があるからこそ、希望や不安が生まれる。

そんな人間の精神の複雑さを冷静に
見つめているようにさえ思うのだが……。

ちょっとした隙に
虚無がするりと入り込んできたのだろう。
それが広がってきたとき、周囲に弱音を
漏らすことができていれば…。
結果はまた違っていたかもしれない。
返す返す、残念である。


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実は危険な体育の授業

「首の骨折れたらどうすんのよ・・・」
 
僕は体育の授業では事あるごとにそう思っていた。

悪ふざけして体育館の2階から飛び降りたり、マットでバク転したりとか、まあそういう猿どもは、本人の自由なので、まあ別によろしいのだが、授業でやるとなれば別。
結構、危険なことをやらせてると思う。
いやいや、ちょっと足滑らして打ち所悪かったら死ぬんじゃないの、みたいな。

ビビりなので、そんな心配だけは人一倍あり、
いかに危険なく体育の授業をやり過ごすかが
僕の青春時代における重大な課題なのであった。

で、こんなニュースを読むたびに、やはり、と思うのだ。

組み体操で重い障害、県に622万円支払い命令
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000456-yom-soci



もちろん、レアケースだろう。
しかしだからと言って、そんな危険を冒してまで運動ってせにゃいかんのだろうか?
勉強と違って受験があるわけでもない。
思いの思いのレベルで体動かすのを楽しめばよいのではないかい?
平均値で煽って、同級生で競わせて、無理させて、あげくのはてにはこんな事故。

そもそも体育の教師は、運動ができる種族なので、できない人間の気持はわからん!
彼らはスポーツマンが好きなのであって、もやしっ子に体を動かす楽しみなど教えるつもりもないのだ。
脳みそも筋肉ででてきるから無理もなかろうが、監督の仕方も隙だらけでこんな事故が起きるのである。

僕が体を動かす楽しさを知ったのは、すべて社会人になってから。
学校教育は苦手意識を植え付ける以外は、何の役目も果たさなかった。
まあ散々に恥をかかせてくれたことだけは、その後のバネになりましたがね。

こんなもんは戦時中の兵隊育成のなごりでしょうが。
全くもってナンセンス。
日本の体育教育については、必ず死ぬまでに1冊書くので、覚えておくよーに。







禁煙の定義は人それぞれ?

A5923_T1.gif



禁煙に成功した人への取材を数年前から続けている。
それを禁煙成功談として載せるわけだが、取材中にずっこけそうなときがある。

「禁煙4年目ということですが、
飲み会などで吸いたくなるときもあると思います。
そういうときはどんな対策を・・・」

という質問は必ずするのだが、こんな答えが返ってきたりする。


「ひたすら我慢ですね。
でもどうしても吸いたいときは1本もらいます」

そ、それ禁煙ちゃう!!
自分で買うのを止めているだけや!

当然、その時点で掲載はできないわけだが、
「自分で買うのをやめる」という微妙な段階が
禁煙を目指す人には確かにありがちだ。
 
僕も禁煙してもう6、7年になるだろうが、
その前段階で、何度か、

「とりあえず、自分で買うのをやめよう」

ということをやってみたことがある。
これは言うまでもなく、もらいタバコをしまくるという
甚だ迷惑な存在となり、最終的には結局、自分で買うようになる。

禁煙するなら1本たりとも吸わない。
これが大事だ。
僕は正直、いまだにタバコが吸いたいときがある。
支えているのは
 
「せっかく6年も1本も吸ってないのだから」

という事実である。
これを台無しにしたくないがために
「1本だけ」の誘惑に今のところは打ち勝っている。

ベタではあるが、僕はこの本を読んで禁煙に成功。
根が単純だから効いたのだろう。

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どうしても禁煙できない、またはしたくない人は、
次の本がおススメ。
開き直って偉大なスモーカーを目指すのだ!


グレート・スモーカー―歴史を変えた愛煙家たち (祥伝社新書 (051))グレート・スモーカー―歴史を変えた愛煙家たち (祥伝社新書 (051))
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祥伝社新書編集部

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※禁煙成功者で取材OKの人は連絡ください。


自由律俳句は僕らをやさしく包む

自由律俳句といえば、この2人が思い浮かぶ、。
大正時代に活躍した尾崎放哉や種田山頭火である。
両人を知らない人でも、尾崎の「咳をしても一人」、
山頭火の「分け入つても分け入つても青い山」の作品は耳に覚えがあるだろう。
2ちゃんねるのまとめサイトで「咳をしてもゆとり」というものもある。
思わず笑ってしまったが、なかなかにウマい。

そんな自由律俳句をもっとポップに、
そして生活に密着したものとして遊び倒しているのが、この2冊だ。
著者は文筆家のせきしろとお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹氏。
1冊目の帯は穂村弘が、2冊目の帯は俵万智が書いている。

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まさかジープで来るとはまさかジープで来るとは
(2010/12/16)
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・ ひなたぼっこをしているのか置き去りなのか老人

・ 初対面の気がしないと言われても困る

・「で」という顔で待たれている

・ イントロは良かった

・ 姿勢が良すぎる人とすれ違う

・ さっきのオーダー今から作り始めるようだ

あるあるネタと似て非なるのは、説明しすぎないところだ。
読み手の情景を思い浮かべる力をぐんと引き出してくれる短い言葉たち。
ああ、わかるなあ、と思いながらも、
実際に本当にそんな場面があったのかどうかは定かではない。
読み手それぞれの「そういう類のこと」がなんともいえない可笑しさと、
気恥ずかしさ、滑稽さを感じさせてくれる。

日常が味わいつくす言葉たち。
それさえあれば、幸せに暮らせるのだと僕は思っている。

ねずみ男に学ぶ人生哲学

「ウフフ
こまっているとき助けないのが
ぼくの趣味だ」

――ねずみ男




ひどい言葉だ(笑)
でもこういう趣味をお持ちの方って
大抵、自分では気づいていない。
その点ではねずみ男はえらいよなあ。

うん?僕ですか?
そんな悪趣味な・・・
まさかねえ・・・

著作一覧
プロフィール

真山知幸

Author:真山知幸
真山知幸。執筆業。著書に『大富豪破天荒伝説』(東京書籍)、『君の歳にあの偉人は何を語ったか』(星海社新書)、『天才100の名言』『不安な心をしずめる名言』(PHP研究所)、監修に『恋する文豪』(東京書籍)など。他の筆名含めて著作は計23冊(うち監修2冊)。名古屋外国語大学で現代国際学特殊講義など。
【メール】
mayama.tomoyuki(at)gmail.com
※ (at) は @ に置き換えて下さい

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