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経営者は自分と反対のタイプを側近に置け

4人が死亡した「焼肉酒家えびす」チェーンの集団食中毒。
必ず、というわけではないが、僕も焼肉屋にいけば、
ユッケを頼むことはあるので、少なからず衝撃を受けた。
日本人は刺身で慣れているため、生食への抵抗がなさ過ぎるのかもしれない。

社長の勘坂康弘氏は逆ギレ会見で一躍、時の人(?)となったが。
チェーン店はすべて解散が決まった。

フーズ社が解散=店舗一括売却へ、焼き肉店食中毒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110708-00000086-jij-soci


日テレ『深イイ話』では「安くてうまい店」と絶賛されるなど、
勢いがあるビジネスだったが、目先の利益でケチったことが、
人の命を奪い、すべての店舗の売却という最悪の結果を呼び込むことになった。

死亡者が出た焼肉店を日テレ『深イイ話』が大絶賛

イケイケドンドンのときは、何をやってもうまくいくと思いがち。
だが、ナポレオンが「最大の危険は勝利の瞬間にある」と言ったように、
そういうときこそ、危ない。

経営者の暴走を止めれる人が周囲にいなかったのが
致命的だったのではないだろうか。
「ちょっと社長、それはやめといたほうがいいんちゃいまっか?」と
言える環境にあれば、割に合わないリスクをとることもなかっただろう。

かつて本田宗一郎に藤田武夫がいたように、
経営者は自分とまるで違うタイプの人間をそばに置くことが重要だ。
苦言も呈されるだろうし、
自分と意見が食い違う人間を一番そばに置くことは
決して愉快なことではない。
しかし、自分と違った視点を投げかけてくるメリットに比べて、
それらのストレスは実に瑣末なことと言えるだろう。

経営者が知らず知らずうちに重宝しがちな、
いわゆるイエスマンは、会社の寿命を縮めてしまう。

それにも通じる、アメリカに対する日本の態度について、
内田樹が実に面白いことを言っている。


「小泉さんは、アメリカが間違った選択をするたびに、
それを全面支持するっていう形で、
アメリカの没落を準備したんだよ。
それって、日本人という辺境人がもっとも得意とするところの
マヌーヴァーなんだよね。
主人に対して過剰迎合することで主人の没落を早める」



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真山知幸

Author:真山知幸
真山知幸。執筆業。著書に『大富豪破天荒伝説』(東京書籍)、『君の歳にあの偉人は何を語ったか』(星海社新書)、『天才100の名言』『不安な心をしずめる名言』(PHP研究所)、監修に『恋する文豪』(東京書籍)など。他の筆名含めて著作は計23冊(うち監修2冊)。名古屋外国語大学で現代国際学特殊講義など。
【メール】
mayama.tomoyuki(at)gmail.com
※ (at) は @ に置き換えて下さい

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